ロッキーバルボア師匠「どれだけ強く打てるかではなく、打たれてもどれだけ耐えられるか」という、いきなり投資の革新を突く言葉から始まる第一章。
つまりはロットだ。ハイレバでやるにしても損失管理しつつ連敗をどこまで許容できるか。連敗することや、その口座を飛ばすことが悪いわけではなく、それが予想の許容範囲なのかどうかが大事なんだと思う。
自分がどんなトレーダーかを知る
自分がどんなタイプのトレーダーかを理解することの大切さも説いている。タイプというのは、①許容ピップス数(利益も損失も)②直感的か分析的か。
ピップス数では自分の限界値を超えた利益はその後のトレードを狂わせやすいということも触れられている。調子に乗って規律を乱しやすくなるということだ。
直感型のトレーダーはスキャル向き、分析型のトレーダーはスイング向き。忍耐力と集中力が自分にとってどれくらいが快適なゾーンなのかを知ること、それが自分のトレードスタイルを知るということ。この点では、自分の思い描くトレーダー像ではないとしても、謙虚に受け入れないといけない。
大損した後の立ち回り
大損した後のリベンジトレードもだめ。チャックヘイズ師匠は「最も高くつくトレード」と言っている。
大損した後、何より大事なのは自分のトレードに対するコントロールの回復である。資産をすぐに取り戻すことではない。損失は少しづつ取り戻す。焦らずひたすら期待値を積み上げる。分かってはいてもなかなかできないところにトレードの難しさがある。
デモ口座での検証
資金を投入する前にデモで検証はめっちゃ大事らしい。バーチャルで成功できないなら実践で成功できるとは確かに言い難い。
ただし、バーチャルでの検証をしていく上で難しいのは、バーチャル故に規律が甘くなることだろう。甘くなることで大利益を生むこともあるかもしれないが、長期的に見たら破産する可能性が高まるし、何より規律がブレてしまっては検証の意味がない。
少なくとも資金を2回、3倍にしてからリアルトレードにと勧めている。バックテストで行うことも可能だが、実際に動いている相場で試す方がより効果的だと思う。これからデモで、常に思いついた手法を検証していきたい。
必ずストップを置くこと
ストップを置くことの重要性として、「相場に振り回されないこと」をあげている。そして、負けポジションに増し玉することの危険性も指摘している。
今の自分のトレード方法は、なるべく損切りしないというものだが、最終ラインを決めて潔く切ることをもっと意識しないといけない。ストップと利確だけは自分が相場で決定できること。資金を守ることをまず意識して、トレードし続ける体力を維持しないといけない。
ナンピンはダメなのか
ナンピンを2種類に分けている。
・アベレージダウン
・アベレージイン
簡単に違いを説明すると、アベレージダウンは無計画なナンピン。アベレージインは当初から1発目のエントリーポイントに疑いを持って、さらにダウンすることを前提に、ロットを調整すること。
後者の場合は大成功している何人かのトレーダーの戦略だという。
当然、無制限にアベレージインを行うわけではなく、何回までと決めることは必須。分割エントリーと言い換えることもできる。
今の自分のトレードスタイルはまさにそれ。損切りをなかなかしないことも、ナンピンも、多くの場合は否定的に取られるが、計画的にナンピンしていくことは資金を守り利益を上げることにつながる。ここは、相場における一般常識とかけ離れるところかもしれない。
順張りのすすめ
これはトレードをする上で絶対にマスターしないといけないこと。とはいえ、どの時間足でのトレンドに乗ろうとしているのかをちゃんと理解して、どのラインまでがそのトレンドの継続なのかを把握していないといけない。
天井や底をリアルタイムで判断することは不可能だし、損小利大はいうほど簡単ではない。ならできることは何か。勝ち逃げだ。順張りしつつ欲張らず利確。
とくにトレード資金が限られいている場合、連敗は市場からの退場を意味する場合も少なくない。初心者の場合は特に勝ち逃げしつつ、トータルで見た場合に利益が少しでも損失を上回るようにした方がいいと思う。
さらにアベレージインでの計画ナンピンに加えて、分割決済をすることも紹介している。
例えば、2発初号機としてエントリーしたら、次のラインで1発は利確、もう1発を同値に入れて利を伸ばすということ。
ポジションの一部だけを残すやる方でも、うまくトレンドに乗ることができれば全体として十分な利益をあることができる。
仮にトレンドが伸びず逆行したとしても最低限の利益は確保できてるので、トータルとしてプラス収支にしていくことは容易になる。
まとめ
今の自分のトレードスタイルに自信が持てる内容だった。ナンピンや損切りに対する見方を、一般常識とは逆のことをするには、そうするだけのロット調整が不可欠。それさえできれば相場の特質上、損失のまま終わる可能性はなかなか少ないということ。
よくトレードで成功したいなら大衆の逆をしろとか、教科書通りのことをするなとか言われるが、それは結局それができるための資金管理の大切さを理解しないとトレードには活かせないということがより理解できた気がした。



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